歴史哲学 2008 11 16

 歴史哲学という難しいタイトルを書きましたが、
実は、これが、日本の弱点だと思っています。
 学校の歴史教育では、ひたすら歴史的事実の丸暗記、
社会人になってからは、歴史が好きな人でも、
もっぱら英雄伝のようなものを読むだけでしょう。
テレビや雑誌でも、偉人や英雄が、
どう活動したとか、あるいはエピソードを取り上げるだけでしょう。
 これでは、欧米のエリートに勝つことはできません。
たとえば、投資家というと、
金儲けのことだけしか頭にないと思っているでしょう。
しかし、欧米では、投資家ですら、
明確な哲学や信念を持っている方がいるのです。
 歴史の中から、法則性を発見する。
あるいは、定理を見出す。
そういう教育が必要です。
法則や定理を見出すのは、科学だけではないのです。
歴史においても、そういう能力が必要です。
 歴史の運動法則が見えますか。
未来を見通すには、歴史の運動法則を知ることです。















































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